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錯覚



71 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/11 09:59
Aさんは、平日の午前中、ごく普通の一軒家でPCに向かってインターネットをしていた。
少し疲れたので、PCから目を離すと一瞬、横の開け放たれたドア付近に
何かが横切ったのが見えた…ような気がした。
気になったので、部屋を出てドアの外の廊下を見回した。
何も見当たらない。
当然だと思った。
今は家には自分しかいないのだから。
きっと気のせいだったのだ。
自分の部屋の方へ向き直り、再び部屋へ戻ろうと振り返ると、
またドアの付近に何かが横切ったような気がした。
2度も同じようなものを見た。
これは気のせいではないのか。
部屋の中を覗いた。
すると、さっき自分が座っていた椅子に髪の長い女が座っていた。
あまりのことに、声を上げることすらできなかった。
体も金縛りにあったように動かない。
女はこちらを、見た。

その日、Aさんは行方不明になってしまった。

錯覚とは本当に見えていたとしても、本能的に悟る危機によって
認識を拒んだ結果なのかもしれない。
ふいに何かが目に映ったような気がした時は危険の知らせ…。


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2017-09-07 10:08 : 怖い話 : コメント : 0 :
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