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廃工場



183 名前:暇人【肝試し】1 投稿日:03/08/01 14:01
 すごい昔に書き込んだけれど まだあったのね、このスレ。。


 私、恥ずかしながら 厨のころは
 大変な怖がりでして、友人との肝試しが怖くてたまりませんでした。
 そんな肝試しで起こった、涼しい思い出を・・


 ある夏休みに突入したばかりの暑い夜、
 友達から電話がかかってきました。
 
 「おお、暇人、今夜暇か?」
 所詮、厨の夏。暇で暇でしょうがないのですから
 私は迷わず 暇だ、と答えました。

 しかし 暑い夜、厨、そして夏休み、とくれば
 花火か肝試しと相場が決まっていたあの頃、
 内心、自分は ガクガクブルブル(AA略でした。
 
 

184 名前:暇人【肝試し】2 投稿日:03/08/01 14:03

 結局、夜12時、良い子はもう寝る時間。
 しかし、なんだかんだいって
 十数名の厨が 某有名コンビニの駐車場に
 集まりました。

185 名前:暇人【肝試し】3 投稿日:03/08/01 14:08
 私の実家のある街は
 駅前こそ、ベットダウンの雰囲気を
 かもしだしていましたが
 駅前から 30分もいくと
 雑木林、里山などが残るような街でしたし
 私は その里山のぎりぎり手前の中学校に通っていました。


 そのコンビ二から 少しいったところに
 廃工場があり、みんなでそこで
 肝試し、という段になって
 ろうそくやら懐中電灯やらお守りやらを 
 もって、わいわいがやがやと雑木林に囲まれる
 工場へ。
 

186 名前:暇人【肝試し】4 投稿日:03/08/01 14:11


 その工場は、周りを塀で囲まれ
 通用門のようなところのみ開いていました。
 そこから 塀のなかに入った私達は
 適当にグループわけして

 工場の中心部へいく班と
 工場に隣接する寮らしい部分へいく班、
 そして 私は、工場の裏手にある
 これもまた空いた倉庫らしきところへ行く班に
 わけられました。


188 名前:暇人【肝試し】5 投稿日:03/08/01 14:15
 なんだかんだいって
 その工場はかなり広く(どちらかといえば研究所?)
 あっというまに3つの班はばらばらになりました。


 私達の班は合計6名。
 グループのリーダーは
 自然と 腕っ節の強い
 柔道部のA。

 塀を伝って工場の裏へ。
 すでに工場の班は
 なかにはいったらしく
 工場のなかには
 いくつかの明かりが。

 私達は壊れていた裏口から
 倉庫へ入りました。
 

189 名前:暇人【肝試し】6 投稿日:03/08/01 14:19
 
 倉庫のなかは、、
 なんとも記憶が薄れているのですが
 しいていえば 天上に大きなクレーンがあったことを
 覚えています。

 結局、私達の班は 倉庫の半二階(高所作業用の通路?)
 の窓から 外を見て、何かしら話していたような気がします。

 10分もたったでしょうか?
 いきなり何人かが 倉庫に駆け込んできて
 しきりに私達を呼んでいます。

 しかし 私達、特にAは
 「少し隠れていようぜ」
 とばかりに 息を殺して
 じっとしていました。

 しかし、私達を呼ぶ声が
 尋常でなかったため
 私は そっとその方向を見てみました。

190 名前:暇人【肝試し】7 投稿日:03/08/01 14:24
 (長文スマソ、ageちゃったかな?)


 彼らは 私に気がついたらしく
 「はやく、はやくこい!」
 みたいなことを叫びながら
 手招きをしています。

 私は しかたなく
 下へ降りていきました。
 (少し、記憶が、、なんか作業用のはしごかなにかで降りたような・・)


 私は おびえきった彼らが指差す方向を見ました。

 その指の先には 私がついさっきまでいた半2階が。
 Aらしき頭も見え隠れします。

 しかし、変わったものはなく
 Aたちも その様子をみて
 何事かと降りてきました。

191 名前:暇人【肝試し】8 投稿日:03/08/01 14:30
 しかし 彼らまだ青ざめた顔で
 指をさしています。

 「何だよ、わからねえよ!!」
 
 と強い口調で私は 言いました。
 なんだかんだいって 私も気味が悪くなってましたし
 からかってるにしては あまりにも怖いかったからです。。


 彼らは いいました。
 「お前ら、どうしてあんなとこにいられたんだよ!!」

 彼らがふざけていると思ったらしくAは
 「あそこの、、あの通路に隠れてただけだよ」
 みたいなことを彼らにいったように覚えています。

 しかし 私は気づいてしまったのです。
 彼らが 指差しているものを。



193 名前:暇人【肝試し】9 投稿日:03/08/01 14:35


彼らが指差す先、たしかにそこに私達はいました。

 私達のいた部分からは 陰になって見えない部分。

 そこには 首をつった老人の死体が 何体も。


 私は それを見た時、恐怖で
 失神しました。

 だって、それは 私達が座っていた通路の真下だったのですから。

 

194 名前:暇人【肝試し】余談 投稿日:03/08/01 14:38
 
 その後、私達は 失神した数名を担いで
 警察に通報しました。

 自殺ということで 大きくはでませんでしたが
 地方紙の一面を飾りまして
 関東地方では 知ってる方もいらっしゃるやもしれません。

 しかし 今考えてみると
 Aたちが(もちろん私も)座った時
 それはなかったように思えます。

 私はそれから 廃工場や廃ビルには足を踏み入れてません。

 だって死体を見つけて第一発見者にはなりたくないですから・・・・
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2017-09-19 15:21 : 怖い話 : コメント : 0 :
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